約1年半振りとなる4thミニアルバム『Across 15th street』!! オープニングを飾るM-1は彼等の真骨頂であるキャッチーさを前面に押し出したポジティブロックナンバー。心踊らす前向きな歌詞にハードなギターが織り成す爽快感は、今作の幕開けに相応しい1曲。 そんなキラーチューンを皮切りにM-2もまた彼等のキャラを浮き彫りにさせるご機嫌なパーティーロックナンバー。テーマである『夏の恋』という情景を耳触り良いブライトな楽曲に乗せ、気分はまさにロックンロールクルージング。 そしてここで一変、前作で見せたへヴィな一面はその精度と攻撃性をさらに増し、M-3、M-4というウェポンと化し、申し分のない破壊力で一気にリスナーの高揚感を爆発させる。 ここで『表裏』という言葉で前者が『表』ならば、その『裏』とでも言おうM-5、M-6はメンバーそれぞれの自由感性という名のスパイスがしっかりと効いた楽曲であり、その世界観に惹かれた者にとっては時として『表』とも言える。 この『表』と『裏』いずれか無くして彼らを表現することは不可能である。表裏一体、随所に散りばめられた彼等の情熱とセンスが融合した進化系ロックンロールがここにある!!
1. Start Something 2. Summer Love Cruising 3. Dirty Little Jaguar 4. Sick And Tired, Breakdown 5. Greed 6. Lucy